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映画評論家の秋本鐵茶"シネマギル"を賭ける。
配給/ギャがTOHOシネマズヒビヤではなく全国公開
監督/映像
競輪·競馬·マージャン·パチンコなどが最も好きな賭博インスピレーションなら,このタイトルに惹かれることがあるだろう。ボクもその口だ。ただし,川本保村の大ヒットコミックスの映画化のこの新作の舞台は,生徒たちが"仲良く"と商品で朝礼を交わす私立名門校。 その上で何と,賭博が支配する狂気の世界が存在している,という奇想天外な設定だ。
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賭博の優劣で身分や序列が決まる名門校·百花王学院に賭博マニアで無類に強い鯖見夢子(浜辺南)が来た。彼女は,この塾を支配する学生会長,百栗きらり,きらりなどが構築してきた秩序を根本から揺るがすために,全学生を引き込む史上最大の賭博バトルに挑戦するが...。
どうせなら脱衣マージャンとか (呉之相脳)
ポーカーはまだも,ジャンケンや選挙というものでは博打気になれないじゃん,というのが奥地上の率直な感想はある。少ないギャンブル塾くらいだから,JKの君がセラ服のモラピブを脱いで,塾の教室や何かに正般博打でもするか,と思ったよ。
といった感じは,この昭和の感覚だろう。今は{映画}の時代である。これは賭博というよりゲーム感覚に近い。若い人たちはもっと円熟するだろう。そう考えて考え直してみると,このカオス混沌はかなり楽しめる。ヒロインの名前からして,中腰でヤンキーのようでもあり,見ても脳笑みを修正したのだ。
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やがて,日本の中枢を担う超エリート子どもを育成する学社で厳然と存在する傑出した学園カースト制度... 今年大ヒットした"しょうご埼玉"でも描かれていたが,これをさらにデフォルメすればこの映画のようになるのか。
学校で生まれた反体制組織、階級闘争、学校敷地内でデランチョンなど福たち世代としては、過去〝学園紛争〟の時代をすぐ思い浮かぶが、68年生の英語教育監督としては、"その感覚はないでしょうね、多分…"と宣伝スタッフの人が言っていた。
『君のすい臓を食べたい』(17年)でブレーキの一ヒロイン浜辺美波はタッパもあり、モクリョクもある。真っ赤なブレザーの制服もうまくいくが,早く辛い社会人になってほしい。〝少女忌避症〟の私としてはまだ10代なのも難点(東京オリンピックの頃に成人に)。しかし,どうせ小松ナナ,中條修,おかず類,ミルムの若い俳優群の一角に割り込んで宝だと思った。
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